インプラントとは

　金属のチタンで歯の根の部分を作り、失ってしまった自分の歯の根の代用をするものです。大きく分けて、歯の根の働きをする「人工歯根」と、歯の形と噛む機能をする「上部構造物」で構成されています。 インプラントが臨床に登場したのは1910年代。様々な形のものが開発されましたが。良好な治療結果はでませんでした。

　1952年スウェーデン、イェテボリ市にある応用生体工学研究所所長のペル・イングヴァール・ブローネマルク教授によって、チタンが骨と結合することが発見され、チタンがインプラントに応用されるようになり、1965年より歯科分野でインプラント治療がスウェーデンで始まりました。

　インプラントのメーカーは世界中に900社以上あり、インプラントの表面はメーカーによってさまざまな形状、材質でできています。

　当医院のインプラントはその中でも 最も早く骨の細胞が表面に住みつく事ができ 最も早く骨と結合することが分かっているものを選定しております。 つまり最も早く噛むことができるインプラントです。

インプラント治療を行う際、選定した2社のメーカーの数種類ある形状のインプラントから失った歯の部分や治療期間、骨の状態から最も適したものを選択しております。

　AQB（アドバンスド・クイック・ボンディング）はハイドロキシアパタイトコーティングチタン人工歯根。強度と柔軟性があり、人体に安全で安定した金属、純チタンにハイドロキシアパタイトをコーティング、骨との癒合がよく組織との親和性が高い材質です。

構造がシンプルで、手術が一度で済みます。早期に骨と強固に接合しますので短期間で機能回復できます。長期間にわたり多くの患者さんで問題なく機能しています。

　1974年にDr. ウィリ・シュルツによって開発された歯根型インプラントで、ドイツ・チュービンゲン大学のチュービンゲン・インプラントのコンセプトをもとに2004年2月、ドイツ、フリアデント社から発売された最新のインプラントです。

「より安全に、より早く、より強く」を目指し、新開発のインプラントの表面材質「セルプラス」は、従来の半分の期間で、より強固に骨と接合します。